まなびと【医師・読書家】

昨日より、1つ成長する

ロジカル・セレンディピティ

まなびと【医師・読書家】

味は、「ロジカル」に変化する。


僕が調整できる、コーヒーの味を決める因子は、

挽き目、お湯の温度、注ぎ方、蒸らし時間など、

多岐にわたる。

あとは豆の品種や焙煎方法を、

購入時に見極めること。


妻に、今日が一番おいしい、と言われた。

酸味がたたない、後味スッキリ、苦味のない、

まろやかなカフェインレス。

なかなか注文の多い客だが、

理系で「ロジカル」なコーヒーは調整がきく。


それが、今日に限って

たまたま、意図せずして、

僕好みの挽き目で、淹れてしまった。

しかし、今日が一番おいしい、と。

過去の、一番おいしい、に甘えて、

それ以上の調整を怠ったのかもしれない。


数学で、3次元を2次元に落とし込むように、

コーヒーの変数を1つにすることで、

どう味が変化したか、が分かりやすい。


意図せずして、偶然、違う挽き目だった、

今日のコーヒー。

僕の中では失敗だったはずが、

上品な仕上がりとなった。


まさに「セレンディピティ」。


「ロジカル」な思考や、多くの試行回数は、

よい偶然の味方になってくれるはずだ。


偶然は、準備のない者には微笑まない。

ルイ・パスツール