つまる・キーワード
梗塞の季節がやってきた。
気温が下がり、血管の収縮により、
「つまる」、患者が増える。
父から、胸痛があると、電話があった。
突然か、激痛か、今も持続しているか。
医療者が現場で使う、
命に関わるか、
を判断するための「キーワード」である。
すべてyesであり、
僕は救急車を呼ぶよう伝えた。
結果は、胆石発作で、軽い入院だった。
突然、という「キーワード」は、
何かが、「つまった」ことを疑う。
血管が、ずっと「つまった」、のではなく、
胆石が、一瞬「つまった」、だけだった。
発作が増える、雪ふる今日。
元気に、仕事へ向かう父を、
今日も、元気な愛犬と、一緒に見送る。
雪解けを待ちながら、
つまるところ、
発作が起きない事を願っている。
すべてを今すぐに知ろう、とは無理なこと。
雪が解ければ、見えてくる。
ヨハン・ヴォルフガング・フォン・ゲーテ
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